スポーツ選手 寿命のカギ

　監督としてチーム不振の責任を取ったのは仕方ないが、選手としての古田敦也（42）は果たして限界だったのか？
　45歳まで現役だった楽天の野村克也監督は、「ボールがセカンドに届くうちはやめちゃいかん」と真顔で嘆いたが、妻である中井美穂のサポートがもっとあれば……と惜しむ声は多い。
「家事はほとんどしないと中井さん本人が言ってました。まあ古田さんも納得済みらしいですけど」（女性誌ライター）
　もっとも、引退セレモニーでは、妻への感謝の言葉は最後まで聞かれなかった。食事管理など、妻の全面サポートで来シーズンも現役を続行する、43歳の工藤公康（横浜）とは対照的だ。
　野球評論家の駒田徳広氏が言う。
「食事面はもちろん、競技に集中できる家庭環境を女房がつくってくれると心強い。とりわけ30代後半からは、バックアップの有無で選手寿命は違ってくると思います」
　最近はスポーツバラエティー番組で、“お友達夫婦”を楽しそうにアピールする妻もいるが、夫の成績は自分次第と自覚しているのは果たしてどのくらいいるのだろうか。

【主なスポーツ選手の結婚後の成績】
◆メジャーリーガー
イチロー（マリナーズ）・福島弓子（元アナ）：毎シーズンハイレベルな成績
松坂大輔（Rソックス）・柴田倫世（元アナ）：1年目で15勝の活躍は立派
岡島秀樹（Rソックス）・栗原由佳（元アナ）：メジャー移籍後大ブレーク
◆日本プロ野球
工藤公康（横浜）・工藤雅子：来年も現役続行
ダルビッシュ有（日ハム）・サエコ（タレント）：球界のエースに（婚約中）
黒田哲史（西武）・新山千春（タレント）：10月2日に戦力外通告を受ける
清原和博（オリックス）・木村亜希（元タレント）：故障で長期離脱のまま
◆Jリーガー
三浦知良（横浜FC）・三浦りさ子（タレント）：来年も現役？　アスリート夫婦のカガミ？三浦淳宏（横浜FC）・大竹由美（元サッカー選手）：実力を発揮できないまま移籍繰り返す柳沢敦（鹿島）・小畑由香里（モデル）：鹿島ではいまや第5のFWに
◆プロゴルファー
横田真一・穴井夕子（タレント）：今シーズンはシード落ち
深堀圭一郎・進藤晶子（フリーアナ）：結婚後まだ勝利なし
◆格闘技
魔裟斗（K－1）・矢沢心（タレント）：取りこぼしが減り実力発揮
坂田亘（ハッスル）・小池栄子（タレント）：プロレス人気再上昇のきっかけに


スポーツ選手だけでないと思います。メタボになるかならないかも
サラリーマンも関係しているのでは、本人だけでは難しいかな？